我が家ではコガネムシ(幼虫)対策として、果樹の鉢にバークチップのマルチを敷いています。しかし実際のところ予防効果は無いようです💦
そして頼みの綱、ダイアジノンとオルトランDXも、果樹は基本的には対象外(登録なし)です。
今回はそんな我が家のレモン、イチジク、そのほかの果樹たち…コガネムシ対策どうする??という内容です。
果樹で使えるコガネムシ用の農薬がなくて困った
毎年、夏野菜が終わった後のプランターをひっくり返すと、コガネムシ(幼虫)が数十匹も出てきてビックリします。
野菜は多くが1年草で、土のリサイクルをかねて排除できますが、多年生の果樹はなかなか取り切れません。
また、コガネムシ対策の薬剤としてはダイアジノンとオルトランDXというものがあります。野菜にはかなり効果がありますが、レモンやイチジクなど果樹には登録がありません。
(登録がないと、効くかどうか不明、植物の生育に悪い影響が出るか不明、残留など果実を食べた人間への影響も不明、etc)
そんなわけで、薬品に登録のない場合は
- コガネムシ(成虫)を果樹に近づけない。
- 鉢を何かで覆って、コガネムシの卵が地中に潜らせない。
- 地中に入ったコガネムシの幼虫を手作業で取り除く。
という、なんとも手間のかかる方法が残ります。
さぁ困ったぞ💦
ヤシ繊維マットでバリアしてみた
カーメン君のコガネムシの回によると、幼虫が地中に潜らないようにする「ヤシの円盤マット」なるものがあるらしいです。
実は私が大豊柿の苗木を買ったショップでは、円盤マットと同じ役割を持つ不織布の円盤マットが販売苗に初めからセットされていました。こっちもけっこう良さげでしたが、固定するのにコツがいりそうだなぁという印象でした。
なので今回はヤシの方を選択。鉢のサイズがバラバラだったので、円盤タイプではなく大判タイプをハサミで切って使うことにしました。(近所のDCMで買いました。1,000円くらいです)


写真のヤシ繊維マットはすべて普通のハサミでキレイに切れました。
見栄えはこんな感じ。私は満足しています❤
中に幼虫がいたらどうするの??
↓
黒いトレーの中にある鉢は最近購入して、植え替えたばかりなので、コガネムシはゼロ。
問題は右上のイチジクの鉢と写真外のレモンの鉢。
被せる前の段階でリセットしておきたいところですが、根っこがすごくしっかりしていたので取り除くのは物理的に無理っぽかったです。
逆に多少の根っこはくれてやる、しかし二度と出てくんな!みたいな、「肉を切って骨を断つ」な感じで考えてます。
ヤシのマットってどうなの??
いい感じです。
硬すぎず軟らかすぎず。
触った感じ「貫通して卵を生んだり、生まれて掘り進むのは厳しいだろうな〜」という印象です。
水やりもしてみました。買ってすぐのためか部分的に水を弾いてしまいましたが、そうでない部分はスーッと水がはけました。
そして、必ずしも木が鉢の真ん中に植わっているとは限らないので、円盤型の既製品より、大判のマットタイプのを自分でカットした方が正解だったと思っています。
唯一で難点なのが土の表面が見えなくなるので「土の表面が乾いたら水をあげる」ができないところ。
マットをめくれば確認できますが、数が多くなると確認が大変そうです。
(バークチップのマルチに比べれば、まだ見やすそう)
ひとまずこんな感じで様子を見ましょう。
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