特に自生するニラを自分でも育ててみようと思っている方は必見!
ちょっと待ってください、それ、本当にニラですか?
実は私は、その辺に自生しているニラを採取しませんし、園芸仲間からの株分けも受け取りません。(決して仲が悪いわけではありませんよ!)
今回の日誌を読めば、私がそうしている理由、運悪くあなたが食中毒になってしまう未来を防ぐ方法が分かるかもしれません。
ニラと思っていたら水仙だった話
春です。
こんな暖かな陽気の時期になると、水仙(スイセン)という植物を思い出します。
水仙はヒガンバナ科の植物で、白や黄色の可愛らしい花を咲かせます。
しかし、実は強い毒性を持っています。
誤って食べてしまうと、30分以内に嘔吐・下痢・発汗・頭痛・昏睡などの症状が現れます。
死亡例はないものの、毎年のように食中毒の報告があるので注意が必要です。
そう、もう結論は出ていますね。
私が自生のニラや園芸仲間からの株分けを避ける理由、それは「ニラと間違えて水仙を食べないため」です。


←水仙 ニラ→
具体的なエピソード
私の園芸仲間の一人に、近所の床屋のおばちゃんがいます。
今から2年前の春、私はコスパ重視でニラ栽培を始めようと思い、そのおばちゃんに相談しました。
すると、
「ニラなんてどこにでも生えとるで、買うのは勿体ない」
「私の家にもあるし、あんたの近所の土手にも生えとるよ」
と言われたのです。
私も「なるほど、それならお金をかけずに自生のニラを育てよう!」と思い、さっそくその土手に行ってみました。
すると、そこには広く群生する、それはそれはキレイな花を咲かせた 水仙 が……(笑)
当時の私は今よりも初心者でしたが、それでも分かりましたね。
「これはアカンやつや……!」
運よく花が咲いていたので、すぐに気づいて回避できましたが、もし花のない時期だったら……?
間違えて採取してしまっていたかもしれません。💦
ニラと水仙の違い
水仙とニラは、よく見れば違いが分かります。
- 花の見た目はまったく違う(でも、花のない時期は注意!)
- 葉の形状が微妙に異なる
- 水仙には球根があるが、ニラにはない
実際のところはよく見れば見分けがつくのですが、初心者のうちは場合によっては見分けがつかないこともあります。
この経験があって以来、私は 自分で種から育てたニラ以外は信じない ことにしました。
株分けの話
当時、私は他の園芸仲間にも「ニラを育てようと思う」と話していました。
すると、別の仲間が親切に 「うちのニラを株分けしようか?」 と申し出てくれました。
でも、その話が進んでいた最中に 床屋のおばちゃんの“土手水仙事件” が発生。
私は急に不安になり、お詫びして 株分けの話を辞退 したのです。
(仲間には申し訳なかったですが、食の安全には代えられません……!)
まとめ
もしあなたが 初めてニラを育てる なら、
✅ 自生のニラと思われるものを採取しない
✅ 信頼できる種や苗を購入する
✅ 見分けがつかない場合は絶対に口にしない
この3点を心がけましょう。
特に、自生のものを育てようと思っている方は くれぐれも気をつけてください!
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