大葉が大好きな方にオススメ!大葉を自分で育てたい方、大葉を水耕栽培で育てたい方、ご覧ください。
私はこれまで、2年間にわたり(計2回)大葉の水耕栽培を行ってきました。 …と言うと経験者っぽく聞こえますが、実際は園芸歴も浅い初心者、いわゆる「大葉にわか勢」です。
しかし、そんな初心者の私だからこそ断言できます。
大葉の水耕栽培は、誰でも簡単にできます。
この記事では、私が実際にやってみて「良かったこと」「失敗したこと」を正直にまとめました。
※正確には、シソという植物の葉を「大葉」と呼ぶそうですが、本記事ではわかりやすく「大葉」で統一します。

大葉の水耕栽培をやって良かったこと
実際に栽培して感じたメリットは、次の4つです。
- いつでも必要な分だけフレッシュな大葉が手に入る
- もう大葉の買い置きは不要、余らせない
- 室内栽培で虫が付かない、無農薬栽培ができる
- 1年中、ながーく栽培できる
それぞれ詳しくご紹介しましょう。
いつでも必要な分だけフレッシュな大葉が手に入る
大葉って、欲しい時にあると大変嬉しい食材ですね。
自宅で栽培すれば、必要な分だけその場で摘んで使うことができます。
特に室内での水耕栽培なら、雨に濡れたり蚊に刺されたりすることもなく、サッと収穫できてとても便利!
とっても手軽なんです。
もう大葉の買い置きは不要、余らせない
大葉はキャベツや玉ねぎのような「主役野菜」ではなく、1食あたりに使う量だってそれほど多くありません。
そんな使い勝手に特徴のある大葉のです。
そのため、スーパーで買っても使い切れずに冷蔵庫でしおれてしまったり、 「大葉を消費するために献立を考える」なんて経験はありませんか?
- 買った大葉を使い切れず傷ませてしまう
- 無理に消費しようと大葉料理を連発
- 最後は泣く泣く捨てることも…
どんなに大好きな大葉も、時と場合によっては大葉のことで頭がいっぱいに…辛いですよねぇ
水耕栽培ならそんな悩みとは無縁。
欲しいときに欲しい枚数だけ摘めるので、在庫管理も不要になります。
室内栽培で虫が付かない、無農薬の大葉
葉物野菜を育てると、ビックリするくらい虫が付きます。
大葉(シソ)も、比較的虫に強いとは言われますが、やはり外で育てると虫は避けられません。
その点、室内での水耕栽培なら安心。
土に紛れて虫が侵入することもありませんし、基本的に虫が入ってくることもありません。
市販の農薬も正しく使えば安全ですが、無農薬で育てられるなら、それに越したことはありませんよね。
そのため、室内の水耕栽培なら初心者でも簡単に無農薬栽培が出来てしまうのです。

1年中、ながーく栽培できる
大葉の本体であるシソは穂がつき花が咲くとその後、やがて枯れてしまいます。
そして、穂がつくかどうかには日照時間が大きく関わっていると言われています。
具体的にはシソに光の当たる時間が14時間未満(暗い時間が10時間以上)になると穂を出し始めるとされています。
屋外のプランターや畑で、8〜9月頃にシソの穂が出始めるのも日照時間の変化が関係しているようです。
しかし、室内栽培ではLEDライトで人工的に日照時間を調整できるため、こうした自然環境の影響を受けません。
つまり、理屈の上では株の寿命か根の限界を迎えるまで、1年中収穫可能なのです。
大葉を水耕栽培していて失敗したところ
結論から伝えると、私は大葉の水耕栽培で間引きに失敗しました。
ここからは、私の失敗談をお伝えします。
それはズバリ、間引きに失敗したこと。
栽培の過程で、発芽した芽や苗を適切な数まで減らす「間引き」はとても重要です。
ですが私は1回目の大葉の水耕栽培では、可愛く、勿体ないと感じてしまい、そのまま育ててしまいました。
これが大葉の水耕栽培での一番の失敗です。
上記で触れましたが、大葉の自家栽培は「無駄が少ない」「大葉を消費する献立を考えなくて済む」という部分が最大のメリットだったはずです。
なので、当時のように大葉の株を必要以上に増やすというのは愚策中の愚策…
2本も3本も植えれば大家族でもない限り持て余します。
大変でした…
毎日✕2、大葉の消費のことを考え、妻とは大葉の消費のことで口論になり、成長しボリュームの増す大葉の株によって家の中のスペースを奪われ…
こんなことなら、スーパーで毎回買ってた方が全然マシ…という状況でした(笑)
ただしこの失敗談は、反対にメリットの裏返しでもありますね。
言い換えると育ちすぎて困ったと言うことですから。
まとめ
大葉の水耕栽培は、初心者でも簡単でメリットだらけ。
失敗を防ぐポイントは、「間引きをしっかりすること」ただ1つです。
また、シソ栽培全般については、園芸本を1冊手元に置いておくと、ネット検索よりもスムーズでおすすめです。
大葉の水耕栽培の方法についてはこちらの過去の日誌を参考にしてみて下さい。
また、シソ栽培全般については、園芸本を1冊手元に置いておくと、ネット検索よりもスムーズでおすすめです。
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