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おすすめしない!?子どもと一緒に育てるのにむかない野菜

プランター菜園

こんばんは!
今日は、2歳近くになる息子と一緒に楽しんでいる、簡単に育てられる野菜や果樹…
ではなくて、子どもと一緒に育てるのに向かない野菜や果樹と題してご紹介します。最初は節約のために始めた家庭菜園でしたが、今では息子が庭で私の育てた野菜を見て喜ぶ姿が何よりの楽しみです。私が子どもと一緒に育てて楽しむという目的に対して、実際に自分で育ててみた野菜や果樹の中から、向かないかもしれなぁと思ったものを挙げます。

ご注意!
あくまで私個人の感想ですので、異論はあると思いますが、その野菜自体をディスるつもりはありません。もし「それならこうした方が良いよー」という意見があれば教えてもらえると嬉しいです。

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子どもと一緒に育てるのに向かない野菜と果樹ワースト5

たまねぎ

子どもと収穫した玉ねぎを使って、カレー、鮭のホイル焼き、良いですよねえ。私も激しく同感です。
しかし、私は子どもと一緒に育てるという目的には向かないと思います。それには、玉ねぎの栽培過程に沿って説明する必要があります。大雑把な解説ですが以下の通り。

種まき&植え付け

種からの場合は9〜10月頃に蒔きます。苗から育てる場合は11月前後に植え付けます。細かい時期は早生種・晩生種などからどれを選ぶか、と植える地域の寒暖で変わります。私はダイソーで種を買って植えました。後から知ったのが、「玉ねぎを種から育てるのは初心者には難しい。初心者は苗を買って育てましょう」という事実。本に書いてありました。この情報を、運良く玉ねぎを始める前に得たあなたは、素直に苗を買って植えましょう。だいたい20本〜30本が一束で、1,000円くらいで売っています。

収穫までの管理

植え付けが終わってから、しばらくは水やりだけで作業はそんなにありません。放置です。ただ、注意すべき点は「とう立ち」です。とう立ちは玉ねぎの真ん中から花の蕾がついた目がニョキッと生えてきて、それが開花することを指します。花が咲いてしまうと養分が花に全集中してしまい、実に栄養が届かず、あまり大きくなれません。細かい原理は省きますが、要するにとう立ちの芽を見つけたら、すぐにその部分だけ根本から切る必要があります。年を越してからだったと思いますが、そんな作業が時々あります。5〜6月ごろに収穫します。

おすすめしない理由

  • 植え付けから収穫までに6ヶ月以上かかる。

とになく長丁場ですので、子どもの興味関心が持続しない場合があります。収穫時期に声をかけてみてまた興味を持ってくれればラッキーですが、「なんか、もういい」みたい興味のない感じになった時にはガックリ来てしまうかもしれませんね。この辺は子ども自身の年齢や性格や、状況などで結構変わりますので一概には言えません。ただ、収穫までにすごく時間がかかる、という事は認識した方が良いと思います。ちなみにニンニクも同じ理由でオススメしません。

  • 生育時期が夏野菜の準備や植え付けとかぶる

夏野菜こそ子どもと一緒に育てるべき野菜である、というのが私の意見です。そのため年間の園芸スケジュールでは夏野菜が最優先になっています。5月ごろから植え付けするためには、土の手入れを4月には始めたい…そんな時に6月収穫の玉ねぎに居座が居座ってしまうと何もできません。
これが、私が玉ねぎをオススメしない理由の大半です。

  • ついつい多く植えすぎてしまう

玉ねぎは種より苗から育てた方が初心者にはおすすめ、とお伝えしました。実際に玉ねぎの苗を買ってみるとわかるのですが、1束30本として、これが結構な量なんです。私はケチで欲張りなので、買った苗を植えずに無駄にしてしまってはダメだと思い、全部プランターに植えてしまいました。
2023年の夏野菜で使っていたプランターを2023年の秋から半数以上を玉ねぎのために使ってしまい、結果として2024年の夏野菜を考える時期になても身動きが取れなくなってしまいました。どうしても両方したければ、余分にプランターと土を用意しておけば解決しそうなものですが、先述の通り苗は30本分が1束で売られています。園芸仲間同士でシェアし合うとかしないと「少しだけ植えてみる」ができないんですね。捨ててしまっても良いのですが、そこまでしてでも園芸を通して子どもに何を伝えたいか、本質に立ち返ると、なんだかなーって思います。なので玉ねぎ、オススメできません。

ニラ(1年目のみ)

ホントは超有能、コスパ最強野菜の代表格

オススメしないというのは語弊があります。ニラ自体は大変コスパが良く、うまく育てれば何年もニラを買うことが不要になります。今回は「子どもと一緒に育てるなら」という観点で私がオススメしない理由をお伝えしたいと思います。

栽培方法

ニラは種と苗の両方が手に入り、どちらで始めても失敗は少ないです。種は買うと一袋にたっぷり入っていますので、プランター菜園の場合はなかなか使い切れません。少し値ははりますが苗で始めてみるのも一つの選択肢かなと思いました。

種まきや苗の植え付けは一般的に3〜4月または9月が良いとされています。かなり頑丈ですので真夏や真冬でなければよっぽど大丈夫かな?という感想です。株が根本から増えていきます。種まきの時は多少は密集してもよいでしょうが、最終的には1株ずつの間は20cmくらい間隔を空けましょう。

肥料も必要ですが、植えたまま4年くらいほったらかしでも元気に育っているなど諸説あります。頻繁に収穫する場合は、何回かに1回は液体肥料や固形肥料をまきます。

栽培してみて困った点

  • 厳密には収穫までにすごく時間がかかる

発芽した時は糸のように細い芽ですが、段々とニラっぽい葉っぱに育ってきます。
園芸本によると「はじめの1年は株を育てるため収穫しません。2年目から収穫しましょう」とあります。なんと収穫するまで1年かかるというのです。これにも諸説あって、プランター菜園に絞った内容の本にはそういった記述がなく、適当に育ったら収穫とあったりします。私は本の通りにやってみようということで、昨年2023年は一切手をつけず黙々と育てました。(水やりだけで放置ですが…)
最近になって見てみると、しばらく見ないうちに何だか葉っぱが分厚く、株元もいくつかに分岐して増えています。1年目とはえらい違いです。「そういうことか!」と思う反面、これを子どもと一緒にやろうとすると、展開が少なすぎて興味を失ってしまうんじゃないかな?と心配になります。

2年目以降のニラはその縛りから開放されるので、子どもと思う存分楽しんでもらえたらと思います。

  • 病害虫にめっぽう強いですが、それでも虫は来るっちゃ来る

1年目は何事もなく元気に育った我が家のニラですが、現在は虫がバリバリについています。
前述の玉ねぎにネギ系のアブラムシが出たのですが、収穫した途端、一斉にニラに移っていきました。アブラムシのスプレーなどしましたが、なかなか収まりません。

このヴィジュアルは大変悪いです。子どもが見ようものなら、2度とニラは食べなくなってしまうでしょう。(汗)

工事中

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プランター菜園雑記
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