ミニトマトを育てていて、葉っぱがしおれて枯れる、葉っぱが黄色っぽい、などの症状はありませんか?
我が家のミニトマトがまさにその症状に直面しています。
今どういう状況にあるのか、そしてどういう対策方法があるか、などをまとめていきます。
これは根腐れかも知れない
症状は以下の通りです。
- 葉っぱが先端からしおれて、枯れてしまっている
- 茎や枝がヒョロヒョロしている
- 葉っぱの色が黄色っぽい(黄緑っぽい)
- 成長が止まっている



検索してみたらズバリ、根腐れでした。一応、正確には根腐れの可能性が非常に高い、です。
とは言え、そのまんま全部当てはまっていますからほぼ確実ですよね。
1つの鉢で3本も植えてあったので、間引きもした方が良いと思っていたところでした。
そこで思い切って1本、一番元気がないアイコさまを引っこ抜いてみました。


スリット鉢から根っこがはみ出ている状態なので、抜く時は他の根っこと絡みついてちぎれてしまうと思いきや、根が傷んでいたため、抜くのもスムーズでした。
それもそのはず根っこの量が全然ないです!
おそらく、土の中で腐って溶けてしまって、全然残っていないんだと思います。
こんな状態だから水分が上手に吸えないですね。
なるほど、この状態なら枯れてしまうのも納得ですよね。
根腐れしたミニトマトへの具体的な対策
今の状況が根腐れの可能性がかなり高いので、ここからは具体的にどうしていこうかというお話です。改善が期待できる対策は次の3つです。
- 水やりをストップして、土を乾燥させる
- 苗を今の鉢から抜いて、新しく用意した土に植え直す
- 新しく種まき、脇芽刺しをして新しい株を育てる
それぞれを詳しく見ていきましょう
水やりをストップして、土を乾燥させる
今回の症状は土の中に水分が多すぎて、根へのダメージが増えることで、根っこが腐って溶けて無くなってしまいました。
なので土を乾燥させて、これ以上ダメージが蓄積しないことを祈ります。
乾燥状態は極度のものになったり、長く続いたりすると、ミニトマトの成長に良くありません。
カラカラにするというより水やりのタイミングにメリハリをつけるイメージです。
なので、うちのアイコさまの1本には鉢にそのまま残ってもらって、鉢のバーミキュライトが乾いてきたら水分をたっぷりあげるようにします。3月24日の記事(穂木の成長が停滞した。オレ、底面給水やめるわ)でも、水分をもう少し切らしてみようと言っていましたので、基本方針は一緒です。
苗を今の鉢から抜いて、新しく用意した土に植え直す
根腐れの原因が土にある場合は植え替えが有効です。
イメージとしては病気などに汚染された環境から引っ越して、きれいなところで療養する感じです。
なので引っ越し先の土が汚れていては、意味が無いです。気を付けましょう。
残ったアイコさま2本のうち元の鉢に残らない1本を、新しい鉢に植え替えたいと思います。
バーミキュライトの在庫があるので、再利用ではなく新しく鉢を用意します。
新しく種まき、脇芽刺しをして新しい株を育てる
根腐れの改善方法はいろいろあります。
しかし実際に成功するかどうか、結局にところ植物の生命力次第です。
場合によっては、もう手遅れで今ごろ乾燥や植替えをしたところでだめ!なんて状況もあるかも知れませんね。
そういう場合は、思い切って新規で始めてみるのも1つの方法だと思います


もう一度初めから種を植えて育てていくのも良いですが、脇芽を刺す方法もあります。
実はミニトマトの枝を水に入れておくとの枝の切り口から根っこが生えてきます。
ある程度根が長くなったら、苗を植え付けるみたいに植えると簡単に定着させることが可能です。
難易度的にはそんなに難しくないので、種から育て直すよりもずっと早く仕上がってきそうです。
ミニトマト本体に問題がない場合に限りますが…
まとめ
これでようやく困った症状、原因、改善方法がわかりました。
今回のアイコさまには
- 水やりを調整して、過湿を防ぐ
- 植え替えを行い、土壌環境を改善する
- 脇芽刺しや種まきで新しい株を育てる
これらを全部やっていきます。また経過報告しますね。
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